税理士事務所のホームページ集客を叶える7つのコツ

経済サイエンスによると平成26年度時点で全国の税理士事務所の数は28,000件。それ以降も年々増加傾向にある。

コンビニチェーンのLawson、セブンイレブンの店舗を全て合わせて約28,000店舗だと聞くと、税理士事務所の多さに驚く方も多いだろう。

そんな中、ホームページを通して如何に集客をすべきかを解説したいと思う。

この記事で学べるコト
  • ホームページにアクセスを集める方法
  • そのアクセスを問い合わせに繋げる方法
Man
士業全般で役立ちそうな記事だね
woman
その通り
目次

ホームページへのアクセスを増やす

ホームページ集客を行う場合、どうやってホームページへの訪問者を増やすのかと、その訪問者を如何に問い合わせに繋げるかは別に分けて対策をする必要がある。

ホームページ集客の流れ

まずホームページへのアクセスを増やす際、リスティング広告・ブログ・SNSの3つを使った集客が基本軸となる。

この3つをどのようにして使い分けるかを解説したいと思う。

資金力があるならリスティング広告一択

リスティング広告とはネット広告の一種であり、Google検索などで設定したキーワードで検索をしたユーザーに対してのみ広告を配信することができる。

Google検索で以下のような広告を目にしたことはないだろうか。

リスティング広告

リスティング広告はクリックされない限り一切費用が発生しないので非常に費用対効果が高い。

1クリックあたりに掛かる費用は時期・競合の数によって変動するが、地方においては1クリックあたり300円~900円、都内などライバルの多い激戦地区ではその2倍程度を目安に考えると良いだろう。

Man
青〇県は150円くらい?
woman
リンゴで撲殺されろ

実際に広告配信をするまでは正確なクリック単価はわからない。

税理士業の場合、顧問契約を一件獲得すれば年間34万円(月額顧問料20,000円×12か月+申告代行100,000円)前後の売り上げは見込める。

特にクリック単価の低い地方の場合、リスティング広告を利用する価値は十分にあると言えるだろう。

リスティング広告はGoogle広告から電話サポートに従って設定すれば簡単に始めることができる。

お金を掛けない場合は長期戦略でブログ集客

ブログ集客を行う場合は必ずホームページ内に設置されているホームページブログではじめよう。

ブログで税に関するお役立ち情報を配信し続けることでホームページ全体の価値が高まり、「税理士事務所」などのキーワードで上位表示されやすくなるSEO効果もある。

ここで注意して頂きたいのが必ずホームページ内に設置されているブログで行うことだ。ホームページとは独立して存在するブログ、例えばアメーバブログなどでいくら記事を配信してもSEO面への恩恵はない。

また、ブログを併設型のホームページを作る場合はWordPressというCMSを利用したものが好ましい。検索順位を左右するSEO面でも優れており、製作費も比較的安価で済む。

もしWordPressでホームページを自作してみようという方は下記記事を参考にしていただきたい。

HTMLなどの専門知識がない方でも簡単にホームページの作れるように解説している。

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SNS集客はFacebookで決まり

リスティング広告・ブログ集客と並行してSNSを利用するのも有効な手段である。

もし会社でSNSを運用する場合は必ずFacebookを利用すべきだ。

数あるSNSの中でもFacebookは年収と利用率に強い関係性があり、40~50代で会社の決裁権限を持つような高所得者はFacebook利用率が最も高い。

年収とSNS利用の関係性

出典:PRESIDENT Online

時点の選択肢としてはTwitterがあるが、SNSとギャップのある堅い職業や有名人などは非常に炎上しやすいため、お勧めはしない。うっかりとした失言1つが命取りになりかねない。

ホームページから問い合わせに繋げる

ホームページへアクセスを集めた後、問い合わせに繋がる割合をどうやって増やすかも重要なポイントとなってくる。

問い合わせの割合はホームページの内容次第で変動するので制作会社の腕に左右されるが、自身でポイントを理解しておくことで制作会社との打ち合わせが有意義に行える。

また、既に既存のホームページをお持ちの場合でも良い方向にカスタマイズすることで問い合わせを増やすことが可能となる。

それでは税理士事務所のホームページにおける重要ポイントをいくつかご紹介したい。

ポジショニングで差別化を図る

税理士事務所といっても展開するサービスの業務は様々である。税務顧問・融資・コンサルティングまで何でもこなすことを強調したファミレス型ホームページは反応率が悪い。

どこにでもある似通った内容のホームページになってしまうので訪問者の記憶に残らないのだ。

Man
はいはい、高身長・高学歴・高収入みたいなタイプな
woman
どこにでもいないけどな

どういった業務に長けているのかを明確に記載して「どんな税理士事務所なのか」が訪問者に伝わるようにしよう。

また、集客エリア内のライバル事務所と被らないポジショニングが好ましい。

税理士事務所のポジショニング

上記のように誰が見ても理解できる簡潔なポジショニングを心がけるべきだ。相手に伝わらなくては何の意味もない。

訪問者の目線でページ内容を作る

よく税理士事務所のホームページで「AIソリューション」などの専門用語を大きくアピールされている場合があるが、一体どれだけの訪問者が「ATソリューション」という用語の意味を理解しているだろうか。

自分には身近な用語であっても訪問者の大半からすると意味不明な文字列にしか過ぎない。

また、デザイン性にこだわって非常に文字サイズの小さいホームページも多い。

税理士事務所は20代よりも40代以降の訪問者が圧倒的に多いため、年齢層に合わせて特に文字サイズには気を付けるべきだ。

お客様の声を掲載する

顧客となる企業側にとって税理士事務所選びは非常に重要なことであり、時間を掛けて検討するものである。

本や服を買うように衝動的に契約をすることはまずあり得ない。

その際、迷っている訪問者の背中を押してくれるのが「お客様の声」である。

ホームページ集客において第三者からの推薦に勝る武器はない。

また、お客様の声は「頼りになります」「安くて助かります」といった簡易的なものではなく、サービスの質がしっかり伝わるように濃い内容のレビューをできだけ多く集めてホームページ上に掲載しよう。

レビューの数は多ければ多いほど訪問者の背中を押す効果は高まる。

Man
ほらぁ~告っちゃいなよ!由紀子なら大丈夫だって!
woman
いるいる。やたら背中を押してくるブス

ブログは更新し続けることが大切

ホームページ内にブログがある場合、訪問者は必ずそのブログをチェックする。

ブログ記事を通して税理士の方の人間性、サービスの質を判断しようとするのだ。

もしブログの最終更新日時が一年前でストップしていた場合、そのブログの姿がそのまま事務所全体の雰囲気として取られてしまう。

それが原因で顧客の取り逃しが起こることもあり得るだろう。

逆に、良質なブログ記事を常にアップし続けている場合、その税理士事務所に対する訪問者の興味・関心は強くなるはずだ。

ブログを始めた場合、月1更新でも十分なのでやり続けることが重要だ。

まとめ

ここまで税理士事務所から士業全般のホームページ集客に使えるノウハウを解説してきた。

まずは問い合わせ率の高い造りのホームページを用意し、その上でリスティング。・ブログ集客など最適な集客方法をはじめてみるのが間違いのない進め方だ。

また、ホームページ集客の全容についても別記事にて詳しく解説しているのでよければ参考にしていただきたい。

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