自宅からでも世界中に向けて商品を販売することのできるネットショップ。
それがWeb制作に関する知識がなくとも簡単に、それも無料ではじめられる時代である。
ではどのサービスを利用すべきなのか、この記事では失敗しないためのネットショップ作サービスを厳選してご紹介したいと思う。
- おすすめのネットショップ無料作成ツール
- ネットショップに集客する方法
- 無料でHPを作る方法(おまけ)
本当に0円でネットショップを運営できるのか
結論から申し上げると、この質問に対する答えは「NO」である。
アカウント(ネットショップ)開設が無料だったとしても、商品が売れる毎に販売手数料・サービス利用料という名目で料金が徴収される。
その逆に、アカウント開設時や月額料金が掛かる代わりに決済手数料が低額のサービスもある。
どちらにせよ、無料ブログのように完全無料で作成から運用までできるツールは存在しない。
しかし、それであっても非常にコスパの良いことには変わりないだろう。
ネットショップを0から構築しようとすると数百万円規模の予算が必要となる
おすすめの無料ネットショップ作成ツール
上記を理解いただいた上で、ショップ開設費もしくは販売手数料が0円のサービスを「無料」としてご紹介していきたい。
BASE(ベイス)
サービス名 | BASE |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
決済手数料 | 3.6%+40円 |
サービス利用料 | 3% |
導入可能な決済方法
クレジットカード | 〇 | コンビニ決済 | 〇 |
銀行振込 | 〇 | 後払い決済 | 〇 |
キャリア決済 | 〇 | 楽天ペイ | × |
PayPal | 〇 | Amazon Pay | × |
LINE Pay | × | 代引き決済 | × |
Instagramとの連携可能
BASEとお持ちのInstagramアカウントを連携させることでInstagramの投稿に商品をタグ付けしてBASEの商品ページへ直接リンクさせることができる。
渋谷マルイに出店できる
渋谷マルイ1FにSIBUYA BASEという出店スペースが設けられており実際に自身の商品を出店することが可能。出店料は販売手数料15%のみ、固定経費などは一切掛からない。
STORES(ストアーズ)
サービス名 | STORES |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | フリー:無料 スタンダード:1,980円 |
決済手数料 | フリー:5% スタンダード:3.6% |
商品登録数 | 無制限 |
導入可能な決済方法
クレジットカード | 〇 | コンビニ決済 | 〇 |
銀行振込 | 〇 | 後払い決済 | 〇 |
キャリア決済 | 〇 | 楽天ペイ | 〇 |
PayPal | 〇 | Amazon Pay | 〇※ |
LINE Pay | × | 代引き決済 | 〇※ |
※スタンダードプランのみ決済可能
スタンダードプランについて
スタンダードプランに加入することで下記のように豊富なオプション機能が利用できる。
- 独自ドメイン
- アクセス解析機能
- Amazon Pay・代引き決済
また、決済手数料も3.6%に引き下げられるので、毎月一定数以上の販売が見込める場合はスタンダードプランに切り替えた方がコスパも良い。
Instagramとの連携可能
STORESでもBASE同様、簡単にInstagramと商品を連携できるアドオン機能を公開している。
アドオンを利用することでInstagram上からSTORES商品の販売が可能となる。
無料デザインテンプレートが48種類
また、無料で使用できるデザインテンプレートが48種類も用意されておりクリック1つで着せ替えが可能。
HTMLは触れないので細かなカスタマイズはできないものの、初心者の方でも簡単に使用できる仕組みになっている。
カラーミーショップ
サービス名 | カラーミーショップ |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | エコノミー:834円~ レギュラー:3000円 ラージ:7223円 |
決済手数料 | クレジットカード4.0%~・後払い4.0%~・コンビニ払い130円~・代引き決済280円~ AmazonPay月額2,000円 + 4% 楽天ペイ オンライン決済月額2,000円 + 5% |
販売手数料 | 無料 |
導入可能な決済方法
クレジットカード | 〇 | コンビニ決済 | 〇 |
銀行振込 | 〇 | 後払い決済 | 〇 |
キャリア決済 | 〇 | 楽天ペイ | 〇 |
PayPal | 〇 | Amazon Pay | 〇 |
LINE Pay | 〇 | 代引き決済 | 〇 |
WPオプションでSEO対策ができる
先にご紹介したBASE・STORESとの一番大きな違いはドメイン内にWordPressサイトを構築し、コンテンツSEOによる自然検索からのアクセス流入を期待できることである。
また、このオプションは月額5000円が必要となるため、コンテンツSEOを行う際はしっかりと計画を立てた上で進めて頂きたい。
各種サポートオプションが豊富
カラーミーでは、他ショップからの引っ越しや商品登録の代行からショップデザインのカスタマイズまでを公式でサポートしている。
極論、パソコン操作のできないお年寄りの方でもサポートオプションを利用することでネットショップが始められてしまう。
もちろん有料オプションではあるが、何からはじめてよいか判らない方には有難いサービスだろう。
ECキューブ
サービス名 | EC-CUBE |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
決済手数料 | 決済サービスにより異なる |
販売手数料 | 無料 |
EC-CUBEとは、ここまで紹介してきた3サービスとは異なりCMSの1つである。
EC-CUBEでネットショップを作成するためにはサーバーを構築し、EC-CUBEをインストールする段階から行う必要があるため、利用するにはある程度のWeb制作知識が必要となる。
ハードルは高いものの、デザインからSEO対策までを自由自在にカスタマイズすることが可能。
EC-CUBE制作の相場費用
EC-CUBEを使用する場合、自社に専門家がいない限りWeb制作会社に依頼することになるだろう。
その場合、デザイン性にこだわらずシンプルな構造であっても10万円~の予算は見ておいた方が良いだろう。
また、制作会社による保守管理は必須レベルと考えていただいて良い。
ネットショップに集客するためには
ここまでご紹介したように、ネットショップなどはお金を掛けずに1日で作れてしまう時代である。
しかしここで1つ覚えておいて頂きたいことがある。
ほとんどの人がネットショップ集客に失敗している
ネットショップ運営者を対象としたアンケートでは下記の結果が出ている。
「一番困っていることは」という質問に対し、「赤字経営である」を選択した人は90%。
「退店を検討しているか」の質問には70%の方がYesと答えている。
参照:ECのミカタ
ネット集客というのは一朝一夕で成功するものではない。
しかしもし本気でネットショップへの集客を成功させたいばらば、下記の記事を是非ご覧頂きたい。
富山工房がこれまでにネット集客を成功に導いたノウハウが全て記載してある。
まとめ
以上、ネットショップの作成ツールと集客方法について解説をさせて頂いた。
「やっぱりネットショップは敷居が高そう・・」という方はまずホームページから作ってみるもの良いだろう。
無料でほホームページを作成するためのツールは数多く存在する。
もし興味のある方は下記記事も合わせてご覧頂きたい。