Twitter広告アカウントは、Twitter広告を運用する際に必要となる管理ツールだ。
もちろん、アカウント作成などは無料で行うことができる。
本記事では、そんなTwitter広告アカウントへのログイン方法や複数人で管理するための操作方法を解説したいと思う。
FacebookやInstagramに比べて非常に操作も簡単なので安心して読み進めてほしい。
ボクもTwitterで広告出したい!
お、じゃあ一緒に勉強しよう
Twitter広告アカウントとは
さっそくだが、Twitter広告アカウントを使うことで何が可能になるのか説明したいと思う。
Twitter広告アカウントを使うことで、主に下記3つの事が可能になる。
- Twitter広告の運用
- アクセス解析と効果計測
- ツイートの作成
また、Twitter広告アカウントは各Twitterユーザーアカウントに紐づいており、もしあなたが2つの会社を運営して2つのTwitterユーザーアカウントを持っているならば、それぞれのTwitter広告アカウントの作成も無料で可能だ。
複数のTwitter広告アカウントの作成については後ほど解説させていただくので、まずは1つ目のTwitter広告アカウントの作成手順を進めていきたい。
Twitter広告アカウントの作成方法
Twitter広告アカウントを作成・運用するために必要なものは以下2点となる。
- Twitterユーザーアカウント
- クレジットカードORデビットカード(広告費の支払いに必要)
Twitterユーザーアカウント?
みんなが持てる一般アカウントの事ね
上記2点が用意できたらさっそくTwitter広告アカウントの作成を進めていきたい。Twitter広告アカウントは下記のログインページにログインすると同時に作成される仕組みになっている。
ログイン画面(https://ads.twitter.com/)
上記URLをクリックするとログイン情報の入力画面に移るので、プロモーションを行うTwitterユーザーアカウントのログイン情報を入力して[次へ]をクリックする。
ちなみに、既にTwitterユーザーアカウントへログイン状態の場合は下記画面は省略されてそのままログイン状態に移行する。
続いて地域設定に移るので国/地域には[Japan]をタイムゾーンには[Japan Time]を選択してから[次へ進む]をクリックする。
続いて広告キャンペーンの目的を選択した後に[次へ]をクリックする。
キャンペーンの目的は後からでも別途設定できるので、わからない方は一旦適当に設定しても問題ない。
すると以下のような管理画面へログイン完了となる。
ここから広告設定を進めていくことになるが、具体的な広告設定については本記事のテーマからズレるので割愛させて頂く。
え、これでアカウント開設が終わり・・?
そうなのめっちゃ簡単!
Twitter広告アカウントにユーザー追加(権限付与)をする方法
続いてTwitter広告アカウントへ第三者を管理者として招待したい場合の操作についても解説したい。
広告代理店や社内のWeb担当者に広告運用を任せたい場合はこの手順を進めてほしいと思う。
まず最初に、以下のアクセスレベルによる権限の違いを理解しておこう。
- アカウント管理者
-
広告キャンペーンの編集・アクセス権管理・請求情報など全てにアクセスできる。
- 広告マネージャー
-
広告キャンペーン編集ができるため広告代理店などへの付与に最適。アクセス権管理や請求情報にはアクセスできない。
- クリエイティブマネージャー
-
ツイートの作成はできますが広告キャンペーンの編集などはできない。クリエイター向けの権限。
- キャンペーンアナリスト
-
広告のパフォーマンスデータ閲覧のみできる。データのみを第三者に共有する場合に用いる。
- オーガニックアナリスト
-
アナリティクスからアカウントのアクセス解析が閲覧できる。広告成果は閲覧できない。
- パートナーオーディエンスマネージャー
-
カスタムオーディエンスを作成・削除できる。一般的には使われにくい権限。
↑↓↑↓+ABで「統治者」が選べるように
そんな裏ワザねーよ
相手をどの権限でユーザー追加すべきか決めたあとは以下の手順で権限付与を進めていこう。
まずは[広告のアカウント名]>[アカウントのアクセス権を編集]をクリックする。
続いて[アクセス権を追加]をクリック。
すると画面が切り替わるので権限を付与したいユーザーの情報を入力していく。
左側にはユーザー名(@○○○○)、右側には与えたいアクセス権限を選択する。
最後に[変更を保存]をクリックすれば権限付与の完了となる。
また、招待する側に広告等ツイートの作成権限を渡したい場合は「Can compose promotable tweets」にチェックを入れておこう。
広告用ツイートは、広告キャンペーンでターゲティングしたオーディエンスにのみ表示されます。ターゲティングしていない限り、広告用ツイートはフォロワーのタイムラインには表示されません。このツイートは広告アカウントで作成され、ターゲティングしているアカウントに表示された場合は、通常のツイートと同様に、返信、共有、リツイート、いいねなどを行うことができます。
Twitterビジネスより引用
ユーザーの権限を変更したい場合
また、過去に追加したユーザーの権限を変更したい場合もあるだろう。
そういった場合は[広告のアカウント名]>[アカウントのアクセス権を編集]をクリックする。
続いて[アクセス権を編集]をクリックする。
次画面で変更したいユーザーの権限をドロップダウンメニューから選択をして[変更を保存]をクリックすれば完了となる。
複数のTwitter広告アカウントを運用する場合
複数のTwitter広告アカウントを作成・運用する場合、あなたが広告主(企業)なのか運用者(広告代理店など)なのかで考え方が異なるため、双方の視点で解説したいと思う。
ボクは広告主?代理店?
君は消費者だね
【広告主】複数アカウントを作成する
- 複数のTwitterユーザーアカウントを所有している
- それぞれのTwitterユーザーアカウントから別々の広告を配信したい
例えば、飲食店と美容室など複数の事業を展開されている広告主の方が当てはまるだろう。
その場合、Twitterユーザーアカウント毎に広告アカウントも作成する必要がある。
まずは本記事で解説したTwitter広告アカウントの作成方法に従って1つ目のTwitter広告アカウントを作成して欲しい。
その後、一般のTwitter画面からアカウント名をクリックしてログインアカウントを切り替えよう。
ログインしているアカウントを切り替えた後、左メニューの[もっと見る]をクリックする
続いて[Twitter広告]をクリックすると今度は切り替えた後のTwitterユーザーアカウントで広告アカウントが開設されることになる。
その後は、広告作成や権限付与の手続きを進めていけば良い。つまり所有しているTwitterユーザーアカウントの数だけ、広告アカウント作成を繰り返す必要がある。
また、所有している広告アカウントを切り替える場合は、その都度ログインしているTwitterユーザーアカウントを切り替える必要がある。
【代理店】複数アカウントを切り替えながら管理する
大手企業のWeb担当者や広告代理店の方は複数のTwitter広告アカウントの運用を委託されることも多い。
その場合、あなた自身のTwitterユーザーアカウントを用意してほしい。
その上で以下の手順で進めていけば良い。
本記事をシェアするなどして、Twitter広告アカウントを開設してもらおう。広告主からTwitterログイン情報を預かって広告アカウント作成するのは、クレジット情報の漏洩にも繋がるので避けるべきだ。
広告主に広告アカウントを作成してもらった上で「広告マネージャー」の権限でユーザー追加してもらう。
以上であなたは複数のTwitter広告アカウントのアクセス権を持つことができる。
また、編集するTwitter広告アカウントを切り替える場合は広告アカウントの管理画面内で[アカウント名]>[アカウントを切り替える]をクリックして移動先のTwitterアカウントを選択すれば良い。
Twitter広告アカウントを削除したい場合
非常に便利なTwitter広告だが、上手く成果を上げられずに広告運用をストップしたい方もいらっしゃるはずだ。
(・・・ギクッ!)
早いな!
その際、Twitter広告アカウントを削除しようとしても削除機能は存在しないので注意して欲しい。
その代わりに万が一の場合も事故などが起こらないようにする対処法をお伝えしておきたいと思う。
まずは削除したいTwitter広告アカウントの管理画面から[アカウント名]>[請求履歴]をクリック。
続いてお支払い方法の[お支払い方法の追加または編集]をクリック。
すると登録されているクレジットカードが表示されるので[削除]をクリックする。
これで万が一Twitterアカウントのハッキング被害にあったとしてもカード情報は使われないので安心だ。
これでもうTwitter広告を削除せずに放置しても問題ないのだが、念のためにアカウントに誰もアクセスできないようにしておきたい。Twitter広告アカウント管理画面から[アカウント名]>[アカウントへのアクセス権を編集]をクリックしよう。
続いて[アクセス権を編集]をクリック。
するとそのTwitter広告アカウントにログインできるユーザーが一覧表示されるので、全員の権限を「アクセスなし」に変更をして[変更を保存]をクリックして完了だ。
これで、この広告アカウントへのアクセス権限は誰も持っておらず、ハッキングなどの事故が起こったとしても被害は広まらない。
まとめ
以上Twitter広告アカウントの開設やユーザー追加について解説させて頂いた。
広告運用はとても効果を出しやすい反面、広告費が永続的に掛かるというデメリットも持ち合わせている。
もし広告費を割かずに集客成果を出したい方には下記記事も読んでいただけると幸いだ。
また、富山工房ではtwitter広告を含む全SNS広告を月額2万円の固定費にて管理運用するサービスも展開している。
通常の広告代理店のように「広告費の15%」といった莫大な委託費は必要ないので、お気軽にご相談頂きたい。
あ、宣伝だ!あからさまな宣伝だ!
お黙り