ホームページ制作会社の選び方【これが本音です】

「3.7%」

この数値が何を表す数字かお判りになるだろうか?

3.7%とは、ホームページを持つことで大幅な業績アップに成功した企業の割合である。

ホームページ開設による業績への影響データ

参照:中小企業白書

更に驚くことに、ホームページの影響で業績が大きく落ちたと答えた企業は3.4%にも上る。

そしてこれらのデータを裏付けるかのように、現に富山工房のクライアント様の80%以上が他社からのお乗換えである。

業績をも左右し、殆んどの企業が失敗しているホームページ。
その失敗原因のほとんどが「制作会社選び」にある。

そのためこの記事では、後悔しないための制作会社の選び方を解説したいと思う。

この記事で学べるコト
  • 制作会社を選ぶ8つのポイント
  • 制作会社選びで失敗する人の共通点
  • 最適な制作会社を10分で探す方法
Man
よし、ぼくも勉強しよう
woman
いい心がけだね
目次

制作会社選びで失敗を続ける人の共通点

富山工房では無料相談を行っており毎日のようにお悩み相談が寄せられるが、中には4回、5回と制作会社選びに失敗されている方も多い。

ここで言う「失敗」とは、期待していたようなデザイン・集客効果が得られなかったことを指す。

そういった方々には下記のような共通点がある。

  • 予算設定を間違っている
  • 事前準備ができていない

それぞれについて簡単に触れておきたいと思う。

予算設定を間違っている

最も多い失敗原因が、この「予算設定を間違っている」ことにある。

例えば、1,000円を持ってジュエリーショップへ行くとどうなるだろう?間違いなく店員に「このご予算では難しいです」と断られ、店を後にする事になる。

しかしホームページ制作の場合は定価がないため、「なんとかやってみます」と引き受ける制作会社が多いのだ。

そこには(ご予算内でできる範囲で)なんとかやってみます」という見えない文脈が隠されており、納品されるのは価格相応のホームページである。

クライアント側はもちろんそのホームページで満足するはずもない。そして間違いの根本的原因に気づかず、また同じ予算感で引き受けてくれる制作会社を探してまわる。

しかし、あなたの求めているホームページはその予算では作成不可能なのだ。

厳しいことを言うようだが、この原因に気づくまで失敗は繰り返される。そういった方が非常に多いのが現実である。

Man
正直に無理って言ってほしい!
woman
世の中そんな甘くないのよ

ホームページ制作費の相場は、Web集客を目的とするかどうかで大きく変わってくる。正しい制作費の相場を学びたい方は下記記事をご覧頂きたい。

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事前準備ができていない

事前準備とは、発注したい内容・要望などを明確にまとめておくことを指す。

本来ならRFP(提案依頼書)と呼ばれる資料を作成するのが好ましいが、難しい場合は最低限でも下記5点は考えをまとめておこう。

  • ホームページ制作の上限予算
  • ホームページを作る目的
  • デザインの方向性(参考サイト)
  • 最低限必要な主要ページ
  • 制作会社に提案して欲しい点

こういった準備の有無次第で、制作物のクオリティに圧倒的な差が現れる。

次に、ホームページ制作会社を選ぶ際の注意ポイントを効果的なものだけいくつかご紹介したいと思う。

ホームページ制作会社の選び方

ホームページ制作会社を選ぶ際に気を付けるべきポイントは下記の通り。

  • 制作会社の得意分野は何なのか
  • その制作会社はHP集客に成功しているか
  • 担当者との相性は良いか
  • コスト面は適切かどうか
  • 納品後のサポート体制はどうなのか
  • CMSは組み込まれているか
  • レスポンシブ対応デザインであるか
  • SEO対策の内容を具体的に説明できるか

それぞれについて解説していきたい。

制作会社の得意分野は何かのか

「ホームページ制作」と一概に言っても、そのサービス内容は各社様々で得分野も異なる。

特定業種に強みを持つ制作会社もあれば、検索上位表示に必要不可欠なSEOに長けた制作会社も存在する。

その見分け方はとてもシンプルで、具体的な方法は下記の通り。

特定業種に強い制作会社を探す

不動産 ホームページ制作など、[業種 ホームページ制作]で検索をする。ヒットした制作会社はその業種での制作実績が豊富、もしくは専門の制作会社である。

SEOに長けた制作会社を探す

神奈川 ホームページ制作など、[地名 ホームページ制作]で検索をする。検索上位の会社がその地域でもトップクラスのノウハウを持っている。

デザイン力のある制作会社を探す

ホームページ内で自社のデザイン力をアピールしているかどうか。また、制作実績を観れば比較しやすい。

Man
お酒に弱くて口の堅い女性営業マンのいる制作会社はどうやって!
woman
知らんがな

その制作会社はHP集客に成功しているか

ホームページを作る方の70%近くは「ネット集客したい」「売り上げをUPさせたい」ことを目的としている。

もしあなたも該当するならば、その制作会社自身の集客方法を見極めるべきである。

営業マンを使った人海戦術のみで顧客開拓を行っている制作会社がWebマーケティングのノウハウを豊富に持っているという事はあり得ない。

制作会社の集客方法を見極める方法は下記の通り。

あなたはどうやってその制作会社を知ったか

営業の電話が掛かってきたのか、検索をしている内に偶然辿り着いたのか。また検索である場合は、自然検索枠と広告枠のどちらに表示されていたか。

ホームページ内で集客ノウハウの強みをアピールしているか

Webマーケティング、ネット集客に自信のある制作会社は必ず自社ホームページ内でその点をアピールしている。

担当者との相性は良いか

制作会社には、コミュニケーションの苦手な職人気質のスタッフが多いのも事実。

よくあるのが、会話の中で専門用語を多用され、いつの間にか主導権を握られているパターンだ。

Man
ターナー!スケール!ピーラー!ケトル!圧力鍋!
woman
全部台所用品じゃねーか

そういった人物は仕事へのこだわりも強いため、一方的に意見を押し付け、反論できないまま理想と掛け離れたホームページが納品されるといった事例も少なくはない。

最低でも下記3点は確認しておくべきだ。

  • 専門用語を用いずにレベルの合わせた会話をしてくれるか
  • 意見を押し付けるのではなく、提案をしてくれるか
  • メールのレスポンスは早いか

コスト面は適切かどうか

コスト面において精査する際、単に見積金額が安い高いかではなく、制作物に対して適切な費用かどうかで判断すべきである。

例えば、露店でChanelの財布が1,000円で売られていたとしたらあなたは買うだろうか?おそらく一目で「偽物」と判断するはずだ。

しかしホームページ制作の場合、多くの方がその「1,000円のChanel」に喜んで飛びついているのが現状なのだ。

冒頭でも説明したように、ホームページ制作を依頼する際は相場費用の正しい知識を身につけるべきである。

下記記事に目を通して相場費用の基礎知識を学ばれることを強くお勧めする。

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納品後のサポート体制はどうなのか

ホームページ完成後、多くの方はそのまま制作会社に保守管理も任されるはずだ。

保守管理を委託する際、単に月額費用だけでなく下記の4点も確認して頂きたい。

  • (画像・テキスト変更など)どこまでを保守管理内で対応してくれるのか
  • 主にどういった場合に追加費用が発生するのか
  • (ブログなどの)ページを追加する場合、どのように作業を進めるのか
  • 保守管理契約に期間の縛りは存在するのか

また、上記にあるブログ等のページ追加に関しては非常に重要なので更に踏み込んで解説したい。

CMSは組み込まれているか

ブログ等を更新する際、方法は下記の2パターン存在する。

  • 管理画面から記事投稿を行う
  • FTPからサーバーにファイルをアップロードする

管理画面がある場合、ページの更新は自身でも簡単に行うことが可能となり、更新時に追加費用等も基本的には発生しない。

この管理画面を使用する際に組み込むのがCMS(コンテンツ管理システム)である。

Man
ボクの背中にも組み込まれてるんだぜ
woman
それ防腐剤

逆にCMSが組み込まれていない場合、ページ更新の度に制作会社にアップロード作業を依頼する必要があり、往々にして費用が発生する。

中には1ページ更新するために3万円の費用が掛かる場合もある。

ブログ運用を行う予定の場合は、必ずCMSの有無も一緒に確認しよう。

レスポンシブWebデザインであるか

昨今、ホームページはスマホ対応であることが当たり前になってきている。

しかし一概に「スマホ対応」といっても、数パターンの「スマホ対応技術」が存在することはあまり知られていない。

その数パターンの中でもGoogleから推奨されているのが「レスポンシブWebデザイン」と呼ばれるコーディング方法である。

レスポンシブWebデザインは特別に複雑な技術ではなく、現在でも8割以上の制作会社が用いている。

こちらも念のために確認しておいて損はない。

SEO対策の内容を具体的に説明できる

ネット集客を目的とする場合、ホームページは納品後もSEO対策が必須となる。

しかしどういった施策を行うのか具体的に説明できない制作会社は基本的に「何もしていない」と考えてよい。

特に「キーワード調整」「内部対策」などとそれらしい言葉を使って説明する制作会社もあるが、内部対策やキーワード調整など納品後にすることではない。

SEO対策とは、良質なページを増やし続けることが王道であり唯一の正解である。これをしない限り、キーワード調整などの小手先のテクニックをいくら行おうと効果はない。

ブラックハットSEOを行わない

SEO対策の中でもブラックハットSEOと呼ばれる施策がある。

ブラックハットSEOとは、Googleを欺いてサイト評価を高く誤認させる手法である。

一時的に検索順位の上昇効果はあるかも知れないが、ブラックハットSEOがGoogleに発覚するとホームページ自体を検索上から削除されてしまう恐れもある。

こういった手法を用いる制作会社には依頼すべきではない。

まとめ

以上、ここまでホームページ制作会社選びのポイントを解説してきた。

富山工房では、Web集客に特化したホームページ制作サービスを行っている。

お客様のご予算に応じて様々なご提案が可能なので、お困りの方はお気軽にご相談頂きたい。

また、制作以外にもクライアントと制作会社を結び付けるマッチングサービスも行っている。

全国数百社の制作会社と提携しており、ブランディング・デザインと各分野でトップクラスの制作会社をご紹介することも可能。

こちらも無料でご紹介可能なので合わせてご利用頂きたい。

ホームページ制作の相談・マッチング依頼はこちら

Man
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